
皆さん、田舎にどんなイメージを抱いてますか?
「家賃が安い」「生活費が掛からない」「自然が豊か」「素朴な人が多い」などさまざまなイメージが田舎にはあります。
今回は都会の喧騒にまみれずに田舎で快適に暮らすための方法や田舎で暮らす利点について書きます。
田舎は家賃が安い。
「都会は息をするだけでお金がかかる。」と言われるほど生活費がかかります。
その理由は地価が高いからです。
なぜ地価が高いかというと、皆がそこに住みたがるからですが、見方をちょっと変えてみると多少不便でも「住みやすい」土地が見つかります。
田舎はとにかく家賃が安いです。
月1万円で個室のシェアハウスなんて都会じゃ絶対ありえません。
皆が住みたがるような場所でなくても、自分や家族にとって住みやすい場所は必ず見つかります。
確かに田舎は都会ほど便利ではないかもしれません。
しかし、多少の不便は楽しむ気持ちで暮らすのならば、田舎への移住は十分検討の余地があります。
交通の便さえ良ければ車はいらない。
バスや電車など交通機関がある程度発達していれば、車はいりません。
もし、ちょっとそこまで用を足す必要があったときには、原付バイクや125ccの原付2種があれば十分ですし、車がどうしても必要なときはレンタカーを借りればいいです。
余計な支出を減らせば、自分の好きなことを楽しむことが出来ます。
もし、家族で田舎に移住をするのであれば、車はあった方が便利かもしれませんが、家族で車をシェアすれば経費を大幅に減らすことが出来ます。
車に掛かる経費のほとんどは税金や保険です。
高い税金や保険を払ってまで車を所持する必要があるのかどうか。
詳しく検討してみた方が良いでしょう。
田舎は誘惑が少ない。
都市には快楽が溢れています。
それを否定するつもりは無いですが、都会には誘惑が多いことは事実です。
誘惑に負けてしまい、しなくてもいい出費をしてしまったり、自分の貴重な時間を取られてしまったり。
そういった事が多々あります。
じゃあ、田舎には誘惑がないのか、というと無くもないですが、避けて通ればいいだけの事です。
都会みたいに目の付くところ全てに広告が貼ってあったり、しつこい勧誘に遭ったりすることが無いだけで日々のストレスはだいぶ軽減します。
ストレスが少ないと、自分の好きな事に集中できるようになります。
その結果、仕事もプライベートもうまく行くのです。
仕事や趣味に没頭する。
仕事や趣味に没頭する時間は、人生の至福の時です。
家賃の支払いや税金の支払いのために駆けずり回ることなく、自分の時間を思うように使う。
それが田舎暮らしの醍醐味です。
仕事に疲れた時は、少し休んで自分が本当にやりたい事を考えてみてもいいかもしれません。
生活費がかからなければ、それだけ心の余裕が出来、自分と真剣に向き合うことが出来ます。
今はお金のために働く時代じゃありません。
『自分がやりたい事を実現する。』
その為に働きましょう。
人付き合いで消耗しない。
田舎は人付き合いが濃厚です。
田舎は人が少ない分、何かあったときに隣人を頼りますし、何かあったときのために隣人をよく観察します。
何かあったときに、頼れるのは人です。
情報化社会と言われる現代であってもそれは変わりませんが、濃厚な人付き合いで消耗してしまっては田舎に住む価値が半減してしまいます。
人付き合いはほどほどに、適度な距離を保つのが田舎暮らしのコツです。
人付き合いを全て断つ、というのはちょっと極端ですが、しなくても良い付き合いはなるべく控えましょう。
地産地消で生活する。
日本は流通コストがそれほど掛からないとはいえ、地産のものが一番新鮮で美味いし、価値があります。
わざわざ輸入しなくても、野菜や魚など地産地消できればそれに越したことはありません。
ぜひその土地で採れる地魚や野菜、特産品などを食して、その土地の魅力を感じてみてください。
温泉を利用する。
仕事で疲れたときに癒してくれるもの、それは温泉です。
むやみに人に癒しを求めるよりは、自分自身で癒されるものを見つけましょう。
ぼくは温泉が大好きなので、よく行きます。
熱い湯船に浸かることで交感神経がゆるみ、心と身体をほぐしてくれます。
サウナ付きの温泉施設も探せばあります。
サウナに入ることで血行が良くなり、免疫力が上がります。
明日への活力が足りない。そんな時もやはりサウナです。
お店の人と仲良くする。
今はわざわざ都会に行かなくても田舎にもオシャレなカフェがあったり、美味しいラーメン屋や食堂があります。
足しげくお店に通うことでお店の人と仲良くなり、知人の輪が広がったり、その土地の貴重な情報が聞けたりします。
ドラクエじゃないですが、町の人から情報を得ることで得をすることは多々あります。
とくに知らない土地に来たときは、素直にその土地の人に頼りましょう。
都会から田舎への移住が当たり前になった今では、外の人と内の人とを繋ぐネットワークが必ずあるのでぜひ活用しましょう。
月8万円で生活する。
ぼくの生活費の内訳は以下の通りです。
- 家賃 1万円
- 共益費 1万円
- 食費 3万円
- 雑費(スマホ代含む) 1万円
- 交際費 1万円
- 社会保障費 1万円
- 合計8万円
ギークハウスというITスキルを使って仕事をする人やITスキルを磨きたい人に向けたシェアハウスで暮らしていて家賃は格安です。
共益費は大体1万円前後で冬は灯油代がかかりますが、1万7000円を超えた月はまだありません。
食事は自炊をしていますが、外食費を入れて3万円。
食事はぼくにとって大事なので贅沢してますが、もっと切り詰めて暮らすことも出来ます。
雑費はスマホ代やYoutubeプレミアム、日用品代を含みます。
交際費は公共交通機関の交通費、温泉代、ジム代、バイクの維持費やガソリン代を含みます。
社会保障費は収入が多いときはもっとかかりますが、おおむねこのくらい。
こんな感じです。
食費や交際費を削れば月5万円生活も可能かもしれませんが、無理をしても長続きしないので無理せず継続できる方法を探しましょう。
今は状況が良くないが、事態は必ず、好転する。
コロナ禍の今、何を書いているんだと思う人もいるかもしれませんが、こんな時だからこそ、自分のライフスタイルについてよく考えてみてください。
地方移住についても、せっかく良い流れが出来つつあったのに残念な事です。
ですが、一度出来た良い流れは決して絶えることはありません。
時代が逆行することもなく、一時的な反動があるだけです。
決して下を向くことなく、常に上を向いて歩く。
そんな前向きな姿勢があれば、事態は必ず好転していきます。
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