最近、よく猫と会う。
尻尾の短いキジ猫とはかなり仲良くなったけど、今日は大きくて、ちょっと汚い黒猫に出会った。
毛並みがあまりよくないので外猫だろうけど、人懐っこい猫だ。
目が合うと、ぼくの身体が大きいので警戒したのか、身構えていたが、ちょこんと座って、こんにちはと挨拶すると、にゃー、と鳴いてこちらに近づいて来てくれた。
頬をすり寄せる猫の挨拶だ。
しばらくそっと寄り添ってくれた黒猫だったが、仲良しのキジ猫が挨拶もそこそこに主人のもとに駆け寄って行ってしまうと、後を付いて行ってしまった。
残ったのは秋の昼間の陽光と、物詫びしさだ。
川沿いの秋の細道を行く。
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