レンタルサイクルで西本願寺の次に向かったのは京都御所(御苑)
少し北の方まで行く必要があるが、自転車なら楽勝だ。
京都市は147万人の大都市なので人口密度は濃いが、京都御苑の面積はめちゃくちゃ広い。
wikipediaによると、東西約700メートル・南北1300メートルの範囲で総面積は92ヘクタール。
東京ドーム約20個分の広さだ。
京都御苑は、とても空気が澄んでいて、緑地が多く気持ちが良い場所なので多くの人達がピクニックをしたり、昼寝をしたりしていた。
営業で歩き疲れたのだろうか、公園のベンチで寝ころんでいる人もいる。
京都御所周辺は京都府警や皇宮警察が常駐しているのでとても安全だ。
さすがに江戸城跡の皇居に比べれば面積は広くないが、市民や観光客が出入り自由な場所が多くあり、普通の公園にはない崇高な雰囲気と澄み渡った空気が広がっている。
この日は日曜日だったから、家族連れが多く、子供たちの賑やかな声が聞こえてくる。
蛤御門など歴史的に名高い名所が多数存在するが、悠久の時を経て、皇族や公家が住んでいた都(みやこ)だった時代に思いを馳せる。
しばらく行くと、人だかりが出来ている門があったので覗いてみると、警察の取り締まりをしていた。
京都御所だ。
御所内はテロリスト対策だろうか、荷物検査が行われ、入場許可証が配られていた。
首に掛けるタイプの許可証(パスカード)を受けとり、いざ御所内へ。
御所内は観光客でいっぱいだ。団体客が多く御所内の名所を案内するガイドの声が辺りに響いている。
この日は暑かった。
チリチリと肌が日に焼ける音が聞こえてきそうな中、御所内を探検する。
ルートはあらかじめ決められていて、立ち入り禁止の区域にはロープが貼り巡らされている。
中に入れないので少々カメラが遠いが、屏風に著名な絵師が描いた絵が描かれており、優雅な貴族文化に思いを馳せる。
皇族たちが、この庭と同じ場所にいて、同じ風景を眺めていたのかと思うと感慨深い。
京都御苑の成り立ちについてはwikipediaを参照して頂いて、
京都御所巡りはこれでおしまい。
最後に休憩所があったので自動販売機でセブンアップを買って飲んだ。
さっぱりとした甘味とシュワシュワという炭酸の喉ごしを感じながら次の目的地の事をぼんやりと考えた。
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