
新世界から一旦離れて、日本橋方面へと。
日本橋は秋葉原のような電気街。やはりここも外国人の観光客が多い。
自転車も多い。
ここは屋台なのか!?と見紛う商店も。
(正解は食べ物屋系の器具を売っている店。)
アイドルショップやメイド喫茶など賑わってた。
写真は裏通りなので、表通りにはもっと人がたくさんいたんだけど、写真はまた後日アップしよう。
しかし、Airbnbからのメールにある場所を探してもどこにもそれらしき建物はない。
シンズ・キッチンというインド料理屋なのだが、カレー屋はあれど、インド料理屋は見当たらなかった。
仕方ないので、グーグル先生でシンズキッチンの場所を調べて、直接交渉に向かうことに。
そして、辿り着いたのが一番最初のサムネイルの場所。
午後3時過ぎだったので客は少なく閑散としていたが、とにかくAirbnbのことを話し、オーナーを探す。
初めに応対してくれたのがインド人らしい人だったが日本人も働いているようだ。
オーナーが出てきた。
雰囲気のあるインド人だ。
スマホを片手に経営者らしき風格が備わっている。
やせ型で背丈は普通。色はもちろん黒く、眼光が鋭い。
物腰は柔らかく、口調も穏やかだ。
日本語は通じる。どうやらこのレストランは本店で姉妹店の方にゲストハウスはあるみたいだ。
時折英語を交えながら話をする。Airbnbからのメールの場所を調べたが分からなかった旨を話すと、
お~、と腕を広げ困ったというリアクション。
「日本のどこから来たの?」
と聞かれたので思わず本籍地のある「大分県」と答えると、
「おっほっほ~~」とおどけた様子。
アナタ、オオサカノヒトジャナイノネ~!
と今更ながら指摘されたのが少し恥ずかしかった。
なんでインド人にばかにされなあかんねん!と思ったが、あまり怒る気持ちは起こらなかった。
とにかく道が分からなければ始まらない。
向こうは完全に外国人観光客相手のモードだが、(普段は全員そうなのだろう。)
こちらは日本人。
大体の道と目印になる建物は聞いたから「よし、行ってみよう!」ということで、
「OK! I’ll go」と伝え「Thank You」と言うと、シンさんは「ありがとうございました。」
と日本語で挨拶して頭を深々と下げた。
目的地は900m離れたところにあるシンズ・キッチン・ミニ。
どうやら愛染橋病院の近くにあり、ラーメン屋とセブンイレブンが目印のようだ。
グーグルマップを確認したが、似たような場所ばかりでよく分からない。
とにかく行ってみるしかない!と歩いて行くと、
先ほど通った場所に戻ってきてしまった。
もっと奥の方なのか、と地下鉄の恵美須町駅を通りすぎたが、すぐそこは新世界。
これは通り過ぎたともう一度戻り病院を探す。
マンションの隣にデカい病院があった。
この近くに違いない、と表通りと裏通りを行き来し探すこと20分。
あった。
裏通りのこじんまりとした店だ。
これは分からんw
道を聞いて正解だったと思った。
もう既に脚が棒のようだし、バックパックの重みで肩が痛い。
とにかく店の人に話を聞いてもらおう、と店の中へ。
店員に訳を話すと、少ししかめっ面に。どうやらオーナーから話を聞いていないようだ。
電話でなにやら話をする。ヒンディ語なので聞き取れない。
オーケー、分かったよ、取り敢えず座れ、ということで
座って注意事項を読み、宿泊用の用紙に記入する。
店員は少し迷惑げだったが(仕事が増えるのが億劫だったのだろう。)
ゲストハウスをあれこれ案内してくれた。
写真には載り切れなかったが、テレビや電子レンジ、冷蔵庫など宿泊するのに必要なものは揃っている。
トイレは一階。玄関の横。
お風呂と洗濯機は厨房の奥の方。
風呂は19時からとあったが、ちょうど店が混雑する時間帯なのではなかろうか。
店が閉まった頃合いをみて入ろうか。
ともかくも鍵を受け取り、自由の身。
冷房もちゃんと効くし、6畳くらにのヘヤは居心地が良い。
なにしろ3畳半一間の暮らしだから、むしろベッドルームが広く感じるくらいだ。
ダブルベッドの上にどさり、と寝ころんだ。
これで2500円か~~
インドのお香の香りが店内から2階にある部屋まで漂ってくる。
もはや日本の中のインドであるかのような錯覚すら覚えるのだが、あながち錯覚ではないのかもしれない。
彼らは日本の大阪に根付いてしっかりと生活しているのだ。
ミニさん(本当の名前は知らないがw)の店に少し休んだら行こう。
そう思ったらお腹がぐ~と鳴った。
冷房の入ったヘヤのベッドで休み、今まであったことの回想をする。
「よし、まずは新世界のブログを書こう」
書きたいことが湧き水のごとく溢れてくる。
『今、ここで』をリアルに言葉にしていく。
それがブログというメディアの良さなのだろう。
ミニさんのカレーはまた次回に更新する。
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